ごあいさつ 3

先端医療にむけて


今年竣工予定のイノヴェーションセンターで展開予定の脂質の質に視点をおいた生活習慣病戦略の開発を展開します。肥満や貯まった脂を減らす従来の治療から視点を変えた新しい生活習慣病治療の新しい理念を提言します。


詳細はラボの研究内容で紹介していますが、今までエネルギー代謝転写調節の研究を中心に、常に独自の新しい視点で“ひと味違う研究”をめざしてきていました。飽食運動不足から倹約遺伝子と生活習慣病の研究を展開しましたが、最近ではさらに生命の本質をめざした栄養代謝制御の上流にむけた研究、反対の発想で飢餓エネルギー不足時の生体反応のメカニズムを新しい因子で研究しています。


筑波大学、学園研究都市の利点を生かして学際的に数理学科などとの協同研究で動脈硬化の新しい先端治療法の研究もめざしています。


糖尿病、肥満、メタボリックシンドロームの管理は生活習慣の改善が基本であるが、その実践と継続は容易ではありません。近い将来、研究室で展開している脳科学的成果を基に、患者の食行動、運動、行動など生活習慣に行動変容をもたらす新しい治療法、システムを創出して、先端医療を担う大学病院の使命を全うしていきたいと考えています。