臨床研究「2型糖尿病における糖尿病治療薬と腎機能との関連」について

 臨床研究「2型糖尿病における糖尿病治療薬と腎機能との関連」について

 

 筑波大学附属病院内分泌代謝・糖尿病内科では、標題の臨床研究を実施しております。

 本研究の概要は以下のとおりです。

 

   研究の目的

 糖尿病腎症は、日本人における新規血液透析導入の原因疾患の第一位であり、ここ数年、導入件数は横ばいであるものの、減少には至っていません。糖尿病腎症の危険因子は、高血糖、高血圧、脂質異常症、加齢などがありますが、近年、血糖降下薬であるSGLT2阻害薬で糖尿病腎症の発症・進展が抑制されることが報告されました。しかし、この報告は主に欧米人を対象とした研究であり、日本人での報告はありません。また、他の血糖降下薬が腎機能にどのような影響を与えるか十分分かっておりません。このため、血糖降下治療薬が腎機能に与える影響を明かにするために、この研究を計画しました。

   研究対象者

20101月から201612月の間に筑波大学附属病院に通院していた2型糖尿病患者患者さん。

以下の方は、研究から除外されます。

1.20歳未満

2.血液透析患者

3.eGFR <30ml/min/1.73m2

4.慢性糸球体腎炎などの糖尿病以外の腎疾患や片腎の患者

5.非ステロイド性消炎鎮痛薬を定期服薬中の患者

6.通院期間が1年未満の患者

③ 研究期間:倫理審査委員会承認後~20221231日まで

④ 研究の方法

  年間のeGFR変化量や治療期間中の尿中アルブミン排泄量の変化量を求め、使用されている血糖降下薬毎に差が認められるかを検討します。

⑤ 試料・情報の項目(具体的に記載すること)

  性別、年齢、糖尿病罹病期間、既往歴、家族歴、生活歴、服薬歴、血圧、糖尿病慢性合併症、身長、体重、BMIUN, Cre, UA, TC, TG, HDL-C, LDL-C, non-HDL-C値、尿タンパク, 尿中アルブミン排泄量

⑥ 試料・情報の管理について責任を有する者

  筑波大学 医学医療系 内分泌代謝・糖尿病内科 准教授

  鈴木浩明

⑦ 本研究への参加を希望されない場合

患者さんやご家族(ご遺族)が本研究への参加を希望されず、試料・情報の利用又は提供の停止を希望される場合は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、ご希望に添えない場合もございます。

⑩ 問い合わせ連絡先

筑波大学医学医療系 内分泌代謝・糖尿病内科

鈴木浩明

305-8575

茨城県つくば市天王台1-1-1

電話:029-853-3053 (内分泌代謝・糖尿病内科オフィス、平日8:3017:30

   029-853-3110 (夜間・救急受付、上記以外の時間帯)

    ※担当医師を呼び出してください

e-mail: hirosuzu@md.tsukuba.ac.jp